試合期は、体力を高めるトレーニングや技術練習に加えて、試合で最高のパフォーマンスを発揮するための調整や、実際の試合でハイパフォーマンスを目指します。この調整期間では、練習量を減らして疲労を抜いたり、試合に向けて精神の状態を整えたりすることが含まれます。
ここで、練習量を多くしすぎると、疲労が溜まり過ぎ、試合でのベストパフォーマンスは望めなくなってしまいます。なので、練習量を抑えて、技術的な確認をしたり、強度が高くて、量の少ない練習で身体に刺激を与えたりして、最高のパフォーマンスを発揮できる状態に近づけていきます。心身ともに、試合で最高のパフォーマンスを発揮するための準備です。
実際の試合では、自分の競技における改善点が見つかる場合が多いでしょう。「試合、トレーニング、調整」を繰り返していきながら、パフォーマンスを上手く高めていくことが重要です。