アスリートとしての経験専門知識

今後の人生に生かせないのはもったいない!


スポーツに関わる職に就きたい!


学生・現役アスリートの仕事探しを無料で

サポートします!

 ↓↓↓↓↓↓


アスリート専門の転職エージェント【アスリートプランニング】



コーチング学の研究はどのようになされているのか?

実践的な知識を基に作られた「コーチング論」は非科学的であるため、科学的な研究によって、その妥当性を確かめなければならないという理由から、既にある一般的な科学の知見から実践や経験を解き明かしていこうという「コーチング科学」という言葉が使われるようになってきました。

 

自然科学の分野では、そこで見られた現象を定量化して、誰がやっても同じ結果となる…という再現性を示すことが重要となります。

 

 

言い換えると、客観的な真理を追求することが目指されています。

 

 

 

しかし、実際の指導現場で「逆上がりがたまたま上手くできた」ことを科学的に説明することは極めて困難であると言えます。バイオメカニクスでも、生理学だけでも説明できません。

 

 

それは、その人の運動がその人の「感覚」によって実行されているからであって、技術が…体力が…だけでは理解できないのは当たり前です。

 

 

 

競技力を高めるにあたって、体力トレーニングも、技術練習も必要であることは事実ではありますが、その「競技力を向上させる」という目的を達成する方法を考えるために、個の特性、環境、運動感覚など様々な事象を抜きにしては語り切ることはできません。

 

 

 

競技力を高めるための方法を科学によって「部分的」に考えることよりも、実際の指導から得られる実践知の方が、コーチングに役立つことでしょう。

 

 

 

「逆上がりをさせることに成功した」事例一つをとっても、部分的に科学で説明できはしますが、その事象を全て説明することは不可能に近いと言えます。

 

 

 

科学が進めば、そのうち全て科学で説明できるようになるから「実践知は遅れた理論」というのは間違いです。

 

 

 

全て科学的に説明はできないが、指導の経験知の結集である方法論が先に出来上がっていて、後から科学的裏付けがなされているということは、スポーツの実践知は「先を行く科学的な知識」とも言い換えることができると考えられます。

 

 

 

現状として、選手の感覚、コーチの感覚というのは「非科学的」であると一蹴されてしまいがちです。

 

 

 

スポーツの実践知に関する研究が行われるにしても、事象を全て定量化し、比較するような自然科学の手法が主であるため、そこから生まれる科学的知見は「部分的知見」の域を出ません。

 

 

研究に精通しており、膨大な知識量を持つ指導者でもない限りコーチングに生かされづらいことは問題です。

 

 

運動に関する研究の発端は、人自身の運動経験、コーチ自身のコーチ経験です。

 

そこから得られる実践知を結集させ、一般理論とする試みがコーチング学の発展には必須であり、その一部分が科学的裏付けによって解決されていきます。

 

その科学的裏付けが実際のコーチングに生かされて、新たな問題を見出して行くこともある。

 

このような研究を繰り返しながら「運動とスポーツの指導に関する一般理論」が構築されていくわけです。

 

 

 


 


トップページへ

 






アスリートとしての経験専門知識

今後の人生に生かせないのはもったいない!


スポーツに関わる職に就きたい!


学生・現役アスリートの仕事探しを無料で

サポートします!

 ↓↓↓↓↓↓

アスリート専門の転職エージェント【アスリートプランニング】



はじまりは19世紀の「体育方法論」

18世紀にドイツの啓蒙思想家のバセドウを中心に、ドイツやスイス各地に、ルソーの「エミール」の教育思想を忠実に実行するための「汎愛学舎」が作られ、当時の教育思想に改革がもたらされました。これは教育改革運動と呼ばれました。それまでの上層階級の子供のみを対象にした教育とは違い、一般市民の子供たちを対象にし...

≫続きを読む

「体育の理論」の変遷

19世紀後半になると近代スポーツが盛んになり、これまで体操中心だった教科体育にも新しい種目が次々と取り入れられていきます。それとともに、教員養成課程でもいろいろなスポーツ種目の指導方法論を扱うようになっていきますが、次々と現れるスポーツ種目の全ての指導方法を網羅するのは困難でした。そのため、種目横断...

≫続きを読む

「トレーニング」という言葉の意味

ヨーロッパにおいて、トレーニングとは「スポーツの競技力を計画的に発達させることを目的とした複合的な行為の過程」と解釈されています。一方、日本ではトレーニングは「外部からの運動刺激による人体の適応を利用しながら体力を向上させていく過程」と捉えている人がほとんどで「トレーニングは体力を向上させるための過...

≫続きを読む

コーチング論のはじまり

1920年代以降、ヨーロッパではコーチの経験による様々なトレーニング法が編み出されていきます。さらに東欧では体操や陸上、水泳、サッカーなどの練習方法に関する専門書が登場し始めます。また、アメリカでは体力トレーニングに関する研究が進み、陸上競技や競泳に筋力トレーニングが導入され始め、競技力向上のために...

≫続きを読む

コーチングの科学化

東ドイツやソ連から生み出された「コーチング論」は、もともとコーチの豊富な実践経験から編み出されたものでした。また「コーチング論」は、スポーツの競技力向上を目的としたものでしかありませんでしたが、次第に「コーチング論(Trainingslehre)」の応用分野として、学校体育や余暇活動としてのスポーツ...

≫続きを読む

コーチング科学とコーチング学

ここまで述べてきた「コーチング科学」というのは、既にある一般的な科学を用いて、現場で起きる特殊な事例を説明し、原理を導いて行くというものです。しかし、人間のパフォーマンスというのを上で述べたコーチング「科学」として説明する場合には大きな問題が生じます。それは人間のパフォーマンスを構成している要素が多...

≫続きを読む

種目ごとのコーチング論から一般理論としてのコーチング学を導く

日本では、第二次世界大戦後の大学での体育必修化により、多くの体育教員が必要になります。そこで、種目別個の専門家が次々と大学教員になったことにより、陸上や水泳、バレーボール、バスケットボール、サッカーなど、様々な指導理論とそれに関する専門書がまとめられていきます。それだけに、特に日本は別個の種目におけ...

≫続きを読む

コーチング学の研究はどのようになされているのか?

実践的な知識を基に作られた「コーチング論」は非科学的であるため、科学的な研究によって、その妥当性を確かめなければならないという理由から、既にある一般的な科学の知見から実践や経験を解き明かしていこうという「コーチング科学」という言葉が使われるようになってきました。自然科学の分野では、そこで見られた現象...

≫続きを読む