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姿勢で発揮できる力が変わる?

姿勢で発揮できる力が変わる?


☆姿勢によって筋力の測定値が変わる

 

 

 

 

図は、膝関節の角度を変化させた時の等尺性の筋力の変化です。

 

このように、一概に筋力を測定しようという場合でも、姿勢(この場合角度)によって測定値は大きく異なってきます。

 

 

さらに、スクワットをする場合も、関節の角度によって測定値は大きく異なります。

 

クォータースクワットをする時よりも、フルスクワットをする時の方が、軽いバーベルしか挙げられないことは分かるでしょう。

 

このように、関節角度(姿勢)によって発揮できる力は異なります。

 

 

 

☆スポーツのパフォーマンスでは?

 

スポーツ時には、そのパフォーマンスに応じた動作の特性があります。

 

短距離走であれば、接地の瞬間に地面に力が発揮できる適切なポジションでなければ、上手く力を発揮できません。

 

筋肉が持つポテンシャルを最大限に活かすためには、筋肉そのものの収縮力だけではなく、姿勢、フォームなどに目を向ける必要もあるのです。

 

 

参照文献

・寺田新. (2017). スポーツ栄養学: 科学の基礎から 「なぜ」 にこたえる. 東京大学出版会.
・石井直方(2015).石井直方の筋肉の科学.ベースボール・マガジン社.
・山地啓司, 大築立志, 田中宏暁 (編), スポーツ・運動生理学概説. 昭和出版: 東京(2011).

 

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