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後ろ向きスレッド走、前向きスレッド走の効果

後ろ向きスレッド走

Uthoff, A., Oliver, J., Cronin, J., Winwood, P., Harrison, C., & Lee, J. E. (2019). Resisted Sprint Training in Youth: The Effectiveness of Backward vs. Forward Sled Towing on Speed, Jumping, and Leg Compliance Measures in High-School Athletes. The Journal of Strength & Conditioning Research.

 

後ろ向きスプリントトレーニングは、スピードやジャンプ高、下肢スティフネスの向上に効果的であると言われている(Cronin et al.,2001)。ここでは、前方でのレジステッド走と、後方へのレジステッド走のトレーニング効果を検証した。

 

対象者
13歳~15歳の男子150名。前方スレッド走群(FRS:34名)、後方スレッド走群(BRS:46名)、体育授業のみ(Con:35名)。

 

トレーニング群は週2回、8週間トレーニング。15m×6~9本。初期は体重の20%から始め、最終的に体重の55%の負荷に。本数も漸増。

 

 

参考:似たようなトレーニング

 

 

結果
コントロール群は大きなパフォーマンスの変化なし。BRSでは10m、20mスプリントタイム、CMJ、下肢スティフネスが大幅に向上。FRSでは10mスプリント以外が向上。BRSの方が、FRSと比べて、約8~10%ほど、高く向上。

 

 

現場への示唆

・8週間のBRSは主に加速初期のスプリントパフォーマンス向上のために推奨される
・FRSとBRSは垂直方向へのパフォーマンス向上にも効果的

 

 

管理人のコメント
・率直に、体重の55%で後ろ向きスレッド走ってむっちゃきつそう。特に中高生では膝の怪我に注意が必要。
・やるなら軽めの負荷から、これは必須。
・加速局面においても、膝を積極的に伸ばす動作は良くないと言われる。重いスレッドはスプリントフォームを崩すから良くないとも言われる。けれど、それとはかけ離れた動作が生じる重いスレッド、後ろ向きでのスレッド走で、パフォーマンスが改善する。やっぱり「似た動作=効果が高い」ではない。
・後向きスプリント、スレッドというトレーニングは、陸上競技者のトレーニングとしても未だ一般的ではない。なので比較的競技歴が長い選手にも、トレーナビリティが残されてそうな気がする。気がするだけ。
・やりたくない。

参考文献

・Uthoff, A., Oliver, J., Cronin, J., Winwood, P., Harrison, C., & Lee, J. E. (2019). Resisted Sprint Training in Youth: The Effectiveness of Backward vs. Forward Sled Towing on Speed, Jumping, and Leg Compliance Measures in High-School Athletes. The Journal of Strength & Conditioning Research.
・CroninJ,McNairPJ,andMarshallRN.Velocityspecificity,combination training and sport specific tasks. J Sci Med Sport 4: 168–178, 2001.

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