まずは体重×1.5―2.0倍のスクワットができるようになること
「バウンディングが全然できない・・・」という人は、まず基礎筋力が足りなさすぎることが多いです。まずは、体重の1.5―2.0倍の重さでスクワットができることを目標にして、ベーシックなウエイトトレーニングに励んでください。

スクワット
デッドリフト
まずは上に弾めるバネを
基礎筋力が付いてきたら(もしくは基礎筋力トレーニングと並行しながら)、まずは上に弾むジャンプトレーニングを行いましょう。
筋力が低いうちは、反動動作を付けた垂直跳びや、接地を長くとったハードルジャンプから実施します。
ハードルジャンプレベル①
余裕が出てきたら、次は短い接地で高く弾めるように、連続でのジャンプをしてみましょう。
リバウンドジャンプ
ハードルジャンプ
足首のバネを意識したジャンプも取り入れます
徐々に前に弾めるように
次に、徐々に前に弾むことを意識していきます。ミニハードルを並べて、最初は「低い高さ+狭い間隔」でいいので、一歩一歩、弾む感じをつかんでいきます。
・まずは狭い間隔から
・接地はフラットに
・腕振りのタイミングを合わせる
⇒接地の瞬間に両腕を素早く振り込む
まずは短い間隔で確実に弾む。その後は距離を伸ばしてこんな風に↓
これをレベルに合わせて、徐々にハードルの間隔を広げていきます。最終的に、まずは大きく前に弾めるようになることを目指しましょう。
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さらに高速化させる
最終的には、高いスピードでのバウンディングができるようになることが望ましいと言えます。そのためには、先述の通り、足首の強力なバネを使って、身体の近くに接地しながら、短く遠くへ弾めることが重要です。
・まずは狭い間隔から
・接地はフラット or やや足裏の前よりに
・腕振りのタイミングを合わせる
⇒接地の瞬間に両腕が最下点にあるくらいのイメージで素早く振り込む
桐生選手のスピードバウンディング
フラット接地よりも、ややフォアフット(足裏の前部分)で接地するように意識して、短く速く弾む意識を持ってみましょう。狭いミニハードルのジャンプから、フォアフットで弾めるようにやり直すというのも一つの手でしょう。