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スプリント中の下肢の動き

走っているときに脚はどう動いてる?

スプリント中の「足」の軌道は以下のようになります。

 

 

下肢は大腿下腿の3つの部分があり、
それらを股関節、膝関節、足関節の3つの関節でつないでいます。

 

これらの関節が、伸展(関節を伸ばすこと)屈曲(関節を曲げること)をすることで様々な動きができるようになっています。


スプリント中の動きの局面分類

そして、スプリント中の下肢の動きの局面には、以下のような分類方法があります。

 

 

①フットディセント

足を引き戻しながら地面に接地するまで

 

②フットストライク

初めて足が地面についた瞬間

 

③ミッドサポート

接地初期から踵が地面から離れるように動き始めるまで

 

④テイクオフ

つま先が地面から離れるまで

 

⑤フォロースルー

足が地面を離れて、後方へのスイング動作から前方へのスイング動作へと切り替わるまで

 

⑥フォワードスイング

下肢が後方から前方へ移動する期間

 

これを一連の流れの中で、ハイスピードに繰り返すことが、短距離走であると言えます。

 

足を速くするための、最終的な動作の目的地

より高い速度を獲得するということは、接地中の脚全体の後方スイング速度(②から④を高くする)ということです。

 

考えてみれば当たり前で、脚で地面を後方(推進力を生むための方向)に押し出す速度が自分の重心が移動する速度となるからです。実際に脚全体の後方スイング速度と疾走速度は強い相関関係にあります(伊藤ほか,1998)

 

厳密に言うと、接地点を基準に身体重心がどれだけ前に速く進んだかが、脚の速さに強く関連するわけです。腿が速く動いても、膝下が速く動いても、接地点(足先部)に対して、身体重心が素早く前に進んでいなければ、足が速くなったとは言えません。

 

 

しかし、接地中の脚全体のスイング速度が大事だからと言って、「接地中に後ろに蹴ることを意識することが大事」ということにはなりません。これは、あくまで「結果」であって、動作の目的地にすぎないからです。

この目的地へたどり着くために、数多くのアプローチが存在します。それが筋力UPであったり、意識の改善であったり、身体の機能改善であったりするのです。

 

速く走るという本質を理解したうえで、本当にやるべきことが考えられるようになれば、選手としても、指導者としても、1段階レベルアップできることでしょう。

 

 

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参考文献

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