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「速度と加速度の違い」が分からない人へ

 

 

 

 

速度とは、例えば位置AからBまで変位するのに、どれだけ時間がかかったかを表すものです。

 

 

直線距離100mを10秒00で走ったとすると、速度は10.0m/sとなります。

 

 

これは、100m全体での平均速度と呼ばれています。

 

 

しかし、実際の選手はスタートしてから徐々にスピードを上げていくはずです。

 

 

 

関連記事

・陸上短距離走における「レースパターン」記事一覧

 

 

なので、スタート直後の速度と、50m地点の速度が異なるのは当然です。

 

 

この時の瞬間的な速度は、平均速度とは違い、「瞬間速度」と呼ばれています。

 

 

 

 

加速度とは?

 

加速度とは、「速度の変化率」のことを言います。

 

 

100m走の速度変化(レースパターン)を基に考えてみましょう。

 

 

 

 

スタート後、選手は急激に加速し、50m過ぎくらいでトップスピード(最大速度)に達します。

 

 

トップスピードが11.0m/sで、それに達するまで7.0秒かかったとすると、加速度は11.0÷7.0≒1.57となります。これを平均加速度といいます。

 

 

しかし、レースパターンをよく見てみると、スタート直後は急激な加速をしているのに、だんだんと加速は緩やかになっているのが分かります。

 

 

つまり、加速度も速度と同様に、平均加速度と、瞬間加速度があるわけです。

 

 

 

 

瞬間的な加速度が急激なほど、レースパターンの速度曲線の傾きも急になり、そういった選手は、いわゆる「加速力の高いスプリンター」と呼ばれています。

 

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