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コンクリートでの短距離練習は危険?(スプリンター、ランナーと路面の硬さ)

 

陸上短距離スプリンターにとって、「どこを走るか」はとても重要な意味を持ちます。

 

 

レースではオールウェザートラックと言われるゴム状の地面を、スパイクを履いて走ることになります。

 

 

しかし、そのような環境が近くになかったり、競技場が使用できる時間帯に制限がある選手は、土のグラウンドや、道路、公園などの芝生を使ってトレーニングをしなければなりません。

 

 

 

コンクリートでのスプリントは危険?

 

様々な地形がある中で、コンクリートやアスファルトという固い走路でのスプリント練習は割と好まれます。走路が固く、滑りにくい場合が多いのが理由かもしれません。

 

 

しかし、そのような路面は「固すぎる」が故に、足に多大なダメージを与えてしまうことにもなりかねません。

 

 

以下の図は、それぞれの路面による衝撃合いを示したものです。

 

 

 

 

この通り、コンクリートは衝撃が大きく、足に大きな負担がかかりやすいことが分かります。

 

 

スプリンターでは、接地の時にふくらはぎをキュッと硬くし、アキレス腱が引き伸ばされる事でバネの力を蓄え、蹴り出しでその力を一気に解放するように走っています。

 

 

 

 

コンクリートでは衝撃の吸収がゼロなので、身体の衝撃を全て、関節周りの筋肉やアキレス腱という組織で受け止めることになるわけです。

 

 

固い走路を走るスプリンターや市民ランナーにアキレス腱痛が多いのはそれも関連しているのかもしれません。

 

 

固い走路での練習は最小限にし、芝生や土など、柔らかい面で足をしっかりと作っていくのが良いでしょう。

 

 

 

参考文献

・青木豊明 (2006).新規衝撃試験機を用いる屋外スポーツサーフェスの衝撃度の評価.びわこ成蹊スポーツ大学研究紀要,3,71-77.




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