走りの意識を改善する
蹴り出し時に、膝を内側に絞るような意識をすると、蹴り出しでつま先が外に向かず、結果骨盤も過度に後ろに残らずに済むかもしれません。
支持脚側の骨盤は、蹴り出しで前に進めるくらいのイメージを持つと良いでしょう。
結果的に、前に引き出す膝もコンパクトにまっすぐ引き出せるようになる可能性があります。
股関節周りの機能を改善する
ガニ股になってしまう人は、そもそも股関節を外に開いたり、捻ったりする筋肉が強くて硬くなっていることが予想されます。
それに関連する筋肉には、中臀筋、深層外旋六筋や外側広筋などが挙げられます。
逆に、膝を内側に閉じたり、捻ったりする筋肉は弱化しています。
したがって、強すぎて緊張しやすくなっている筋肉を緩めて、弱化している筋肉を鍛えることが、ガニ股改善に有効に働くと考えられます。
以下はそれらを改善するためのトレーニング例です。
参考動画(股関節の内旋可動域の評価)
股関節を内側に捻る(内旋)可動域をチェックします。左右足して90度未満の選手は要注意です。
参考動画(内旋可動域改善エクササイズ)
参考動画(股関節外旋筋のストレッチ)
参考動画(内旋トレーニング)